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児童(小学生)の健康に変化

2015年9月08日|更新情報

児童(小学生)の健康に変化

夏休みも終わり、新学期が始まります。長期休暇中は、どうしても生活リズムが不規則になりがちで、学期はじめに体調を崩しやすくなります。食事の時間や就寝・起床時刻も含めて、規則正しい生活リズムを心がけ、新学期も元気にスタートさせましょう。

さて今回は、食生活・食習慣や運動不足がこどもの健康に及ぼす影響について考えてみたいと思います。香川県が昨年小学校4年生を対象に行った血液検査において、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示したこどもの割合が、それぞれ1割に上ることが明らかになりました1。検査値異常のこどもは「腹いっぱいたべる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことも同県の調査でわかっていることから、こどもたちの生活習慣の改善が急務と考えられます。米国の研究においても、テレビやビデオゲームなどで遊ぶ時間が長い子供は、肥満や太り過ぎになりやすいという調査結果が報告されているように2ゲームやテレビを視聴するために座ったまま過ごす時間が長くなると、こどもは運動不足になり、食生活も乱れやすくなると考えられています。生活が豊かである現代社会では、テレビやゲーム、ネットサーフィンなどに時間を費やす生活習慣がこどものうちに定着してしまい、その生活習慣は成人後まで引き継がれることが懸念されています。子どもの生活習慣は、周囲の環境の影響を否応なく受けることから、こどもを取り巻くおとな(保護者)の生活習慣がこどもの健康に及ぼす影響は大きいと考えられています。こどもたち自身の生活習慣を正すことはもちろん大切ですが、こどもを取り巻く環境を改善すべく、まずはおとな自身の生活習慣を見直し、改善することも重要と思われます。多忙な現代社会の中で生活するおとな達が、日々規則正しい生活を励行することは難しい面も多々あるとは思いますが、週末は地域の運動施設を利用して家族でスポーツを楽しむ、家族そろって食卓を囲む時間を確保するなど、おとな1人ひとりが生活習慣を見直し、まずできることからはじめることが、おとな自身の健康維持はもちろん、こどもの将来の病気予防につながるものと考えられます。新学期を迎える今、おとな自身も週末を含めた生活習慣について、見直してみる良い機会かもしれません。

1読売新聞(2015年8月3日)ほか, 2Adiposity and Different Types of Screen Time. Falbe J, et al. Pediatrics, 132(6):e1497-505, 2013.


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