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野菜・果物摂取で循環器疾患死亡リスク低下

2015年1月24日|管理栄養士コラム

野菜・果物摂取で循環器疾患死亡リスク低下

 インフルエンザが各地で流行しています。睡眠・休養・栄養を充分にとって、日々の生活習慣から免疫力を高めるよう心がけましょう。さて今回は、野菜と果物の摂取量の合計が多い人では、循環器疾患リスクが低下したことを示した研究結果について(人間総合科学大:奥田奈賀子准教授研究グループ)ご紹介いたします。

 この研究では、1980年に実施された国民栄養調査に参加した当時30~79歳の全国の男女9,112人で、24年間にわたり追跡調査を行いました。対象者を野菜と果物の合計摂取量で4つのグループに分けたところ、最も少ないグループ(1日275g:野菜4皿程度)と2番目に多く摂ったグループ(1日486g:野菜5皿と果物1回)、最も多いグループ(1日652g:野菜7~8皿と果物1回)とを比較すると、循環器疾患死亡リスクがそれぞれ28%(2番目に多い群)、26%(もっとも多い群)低下していたことが明らかになりました。一般日本人で野菜・果物摂取量の循環器疾患死亡リスクへの20年以上という長期間の影響を初めて明らかにした研究で、研究グループは、食塩摂取量を抑え、野菜を毎食、果物を1日1回、毎日食べることで、将来の脳卒中や心臓病を予防できる可能性が示唆されたとしています。日本人の食生活習慣の傾向として、欧米諸国に比べて食塩摂取量が多いことが指摘されており、塩分を抑えた野菜摂取を心がけることが重要だと奥田准教授は話していることからも、野菜を毎食小鉢2皿程度、しかも薄味で食べることが循環器疾患予防にもつながるものと考えられます。野菜の積極的摂取と薄味食習慣の定着が、将来の健康を守ってくれる可能性が示された結果と言えます。

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