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歯周病と全身の健康との関係

2014年6月24日|管理栄養士コラム

歯周病と全身の健康との関係

 近年、お口の中の衛生状態と糖尿病、動脈硬化症といった全身疾患との間には密接な関係があると考えられており、歯周病はこれらの疾患の危険因子となることがわかってきました。歯周病とは、歯と歯茎の境目に歯垢がたまり、その中の細菌によって歯肉に炎症を引き起こす炎症性疾患で、歯を失う原因のひとつとされています。これまでの調査において、糖尿病の人は健常者と比較して歯周病の罹患率が高く、より重症化していること、歯周病有病者では糖尿病の有病率や発症リスクが高いこと、また歯周病有病者では心筋梗塞発症率が高いことなどが指摘されています。つまり歯周病は、歯を失う原因となるばかりでなく、全身の健康状態に悪影響を及ぼす可能性が考えられているのです。

 最新の研究では、歯周病の原因となる細菌をのみ込むと腸内細菌が変化して様々な臓器や組織に炎症を起こすことが、新潟大大学院医歯学総合研究科の研究チームによって明らかにされており、口腔内の衛生・健康状態を保つことが、ひいては全身の健康につながることを裏付ける結果として注目されています。日頃CMなどでもよく耳にする「プラーク」とは歯垢のことで、「プラークコントロール」とは歯に付着した歯垢量を減らすことです。歯を磨くことや歯石の除去だけでなく、規則正しい食生活や繊維質のものをよく噛んで食べることもプラークコントロールのひとつと言われています。規則正しい食生活の励行と口腔内の衛生管理は、メタボリックシンドロームなどの発症を予防しうる有用な方法のひとつとなりそうです。

 参考:読売新聞6月18日 http://www.m3.com/news/GENERAL/2014/06/18/225625/?portalId=mailmag&mmp=MD140618&mc.

メタボリックシンドロームについて

2014年6月24日|管理栄養士コラム

メタボリックシンドロームについて

 今月は皆さんよくご存じのメタボリックシンドローム(通称メタボ)について考えてみたいと思います。近年、メタボ対策をうたった飲食物が多く販売されており、特に飲料系の売り上げは好調のようです。これは健康を意識する方が増え、多くの方が簡単に、そして手軽にメタボ対策をしたいと考えているからだと思います。しかし「メタボとはなんぞや」と問われた際に、正しく答えられる人は意外にも少ないものです。そこで今回は、メタボリックシンドロームの概念についておさらいしておきましょう。

 メタボリックシンドロームとは、「内蔵脂肪型肥満に加えて高血糖、高血圧、脂質異常症のうち、いずれか2つ以上を併せ持った状態のことを言います。内蔵脂肪型肥満をベースにこれらの動脈硬化の危険因子が複数重なった人では、たとえそれぞれが軽度でも、危険因子の数が増えるごとに動脈硬化性疾患;特に心臓病や脳卒中といった命に関わる病気を発症する確立が急激に高まることが明らかになっており、わが国の、中高年男性の2人に1人がメタボかその予備群の可能性があると考えられています。日本人を対象とした研究*では、「BMI≧25」「脂質代謝異常」「高血糖」「高血圧」、これらの危険因子の数が0のときの冠動脈疾患(心臓病・狭心症など)の発症率を1.0とした場合、危険因子が1つの場合は5.09倍、2つの場合は9.70倍、3〜4つの場合は31.34倍と、危険因子のひとつひとつが軽度であっても、、重複する度合いに応じて発症率が急激に上昇することが報告されています。

メタボを予防・改善するためには、、メタボのベースとなっている内臓脂肪を減らすことが重要です。内蔵脂肪は、食べ過ぎを是正し、運動習慣を持つなど生活習慣全般を改善することで減らすことが可能です。また、メタボを含めた疾病予防・治療に取り組む上で、腸内細菌叢へのアプローチが重要であることは前回ご紹介しましたが、健全な腸内細菌叢を保つには、魚や豆類を主体とし、野菜を含め様々な食材を少しずつ摂取する、、伝統的な和食が良いと言われています。予防法のひとつである食生活を見直してみませんか?

*Nakamura T, et al. Jpn Circ J 65(1):11-17, 2001

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